無数の宇宙が、ただ一点で交わる場所。
そこに、誰が建てたのかも分からない巨大な構造物がそびえている。
それは世界を見守り、災いから守り、静かに秩序を保ち続けている。その名を、Grand Archiveという。
そして、すべての始まりとなった世界 — Homeworldの物語が、ここにある。
登場する人物・組織・用語
Grand Archive
無数の宇宙が交わる一点に、はるか太古に築かれた古代の巨大構造物。意志を持つかのように世界を見守り、Championたちを通じて自然の秩序を保っている。
Homeworld
世界と世界の狭間に流れ込んだエーテルから生まれた世界。豊かなエネルギーに満ち、今も広がり続けている。Grand Archiveが建つ、すべての始まりの地。
エーテル(Aether)
宇宙の亀裂から世界の狭間へと流れ込むエネルギー。世界の境界を蝕み、新たな亀裂を生み、Homeworldを育てた根源的な力。
Architect
亀裂を通じてHomeworldにたどり着いた、一柱の宇宙的な存在。この世界に大きな可能性を見出し、Grand Archiveを創設したとされる。
Champion
Grand Archiveに選ばれ、使者として滅びかけた世界へ送り込まれる存在。並外れた力を持ち、功績を重ねた者は神へと昇りつめる資格を得る。
Guide
それぞれの世界に配置され、Champion候補となる才能ある人物を探し続ける者。
Archivist
Grand Archiveの収蔵品を管理する司書。品々の劣化を監視し、世界に迫る滅びの兆候を見張っている。
終焉(Apocalypse)
世界を滅びへと導く災い。Championたちが食い止めるべき使命の対象。
レイライン(Leyline/霊脈)
マナが世界中を巡る流れ。Championは新天地でこの流れに体を慣らし、力を取り戻していく。
ワールドシード(Worldseed/世界の種)
マナを生み出す世界の核。木の根のように広がるレイラインとなって現れる。汚染されると世界は崩壊へ向かう。
Homeworldの誕生 ~狭間に生まれた世界~
すべての始まりは、はるか昔。ある宇宙に、ぽっかりと「亀裂」が生まれたことだった。
その裂け目から、エーテルと呼ばれるエネルギーが、世界と世界のあいだに広がる狭間へと、少しずつ流れ込んでいく。
やがてエーテルは少しずつ凝り集まり、隣り合う世界の境界を蝕んでいった。
境界はもろくなって砕け、新たな亀裂を生み、そこからさらに大量のエーテルが狭間へと注ぎ込まれていく。
そうして膨れ上がったエネルギーの中から、ひとつの世界——Homeworldが産声を上げた。
いくつもの亀裂から絶え間なく流れ込むエーテルは、Homeworldの成長を支え続けた。
豊かなエネルギーに満ちたこの世界では、次々と新しい命が芽吹き、動植物が溢れ、今もなお広がり続けている。
そんな中、Architectと呼ばれる孤独な宇宙的存在が、亀裂のひとつを通じてこの世界にたどり着いたと伝えられている。
この風変わりな世界に大きな可能性を見出した彼は、ここにGrand Archiveを築き上げた。
それはやがて、数えきれないほどの世界の運命を大きく変えていくことになる。
Grand Archiveとは ~世界をつなぐ巨大書庫~

エーテルの力を糧とするGrand Archiveは、まるで生きているかのように振る舞う。
世界どうしを結ぶ繋がりを保つために、アーカイブはHomeworldや数々の世界から、有望なChampion候補を集めていく。
それぞれの世界にはGuideが置かれ、才能の片鱗を見せる人物を探し続けている。
こうして選ばれたChampionたちは、使者として、また実働部隊として、滅びかけた世界を救う任務に就く。
Grand Archiveには、亀裂で繋がった各世界と深い絆を結ぶ、神秘的な巻物や書物、そしてさまざまな品々が収められている。
これらは、その世界を最初に訪れたChampionとGuideが丁寧に集め、運命を司る魔法によって特別な力を宿したものだ。
Archivistたちは、このコレクションを管理し、品々が傷んでいないか常に目を光らせている。
品の劣化は、その世界に滅びが迫っている前触れだからだ。
世界が大災害に呑まれれば、その余波でHomeworldやGrand Archiveへのエーテルの流れも乱れてしまう。
それを防ぐため、Championたちには世界の終焉を食い止める使命が託されている。
Championたち ~世界を救う使者~




『Dawn of Ashes』のChampionたち
Championたちは、それぞれが並外れた力を持つ存在だ。
Grand Archiveに名を残す伝説的な師のもとで腕を磨き、卓越した技と力を身につけている。
Championになれるほどの才能と素質を備えた人物は、ほんのひと握り。
それでもGrand Archiveは、これまでに数十万人ものChampionを育て上げてきた。
とはいえ、その中で「神」として名を刻んだ者は、本当にわずかしかいない。
Championたちは功績に応じてランク付けされ、それぞれの実力に見合った任務を与えられる。
任務をこなし、技を磨くたびに、彼らはアーカイブ内での力と地位を高めていく。
正式なChampionになる前には、誰もが「試練の任務」に挑む。
これは比較的シンプルで易しめの終焉への対処であることがほとんどだ。
別の世界へと送り込まれたChampionは、その力を大きく制限される。
マナに満ち溢れたHomeworldから、マナの乏しい世界へと移ることで、体内を巡るマナの流れが一時的に細ってしまうのだ。
そのためChampionは、新しい世界のレイラインに体を慣らしながら、少しずつ力を取り戻していかなければならない。
ときには、その世界のマナや魔法の仕組みに深く通じることで、その土地ならではの力を一時的に手に入れることもある。
世界とマナ ~「ワールドシード」の仕組み~
すべての世界がHomeworldと繋がっているわけではない。
生命に満ち溢れていても、それ以外はごく普通の世界で、レイラインを持たないものが数えきれないほど存在する。
マナを生み出せるのは、ワールドシードを宿した世界だけだ。
このワールドシードがマナを生むと、それは木の根のように世界中へと枝分かれして広がる、濃密なレイラインとなって現れる。
ワールドシードは、いわばマナ豊かな世界の心臓だ。
しかし終焉によって汚染されると、マナを生み出せなくなり、その世界と他の世界とを結ぶ亀裂までもが崩れ始めてしまう。
ひとつの世界が滅び、ワールドシードが汚染されるたびに、Homeworldとそれを支えるGrand Archiveのマナは、少しずつ失われていく。
Closing
Grand Archiveとは、無数の世界の運命を見守る、宇宙の図書館のような存在だ。
そのすべての中心にあるのが、エーテルから生まれたHomeworldという奇跡の世界。
そこに集うChampionたちは、滅びかけた世界へと旅立ち、終焉を食い止めていく。
ひとつの世界を救うことは、巡り巡ってHomeworld自身を、そしてGrand Archiveそのものを守ることにつながっている。
すべての世界は、見えないエーテルの流れによって、たしかに繋がっている。
グランドアーカイブという物語は、その壮大な繋がりの上に成り立っているのだ。
Sources
・“The Homeworld” – Grand Archive Official Article
© 2026 Weebs of the Shore LLC


コメント